2019.07.24
オークション分析の概要から活用術をご紹介
こんにちは。フェルクの石崎です。
突然ではありますが広告運用者の皆さんは
どのような方法でアカウントを分析してますでしょうか?
今回、この記事ではGoogle広告の分析機能の1つである
オークション分析の概要と活用術についてご紹介します。
この記事の目次
オークション分析ってなに?
オークション分析自体を知らない方に簡単に説明すると
広告の掲載結果を競合他社と比較することができるツールとなります。
具体的には、「キャンペーン」「広告グループ」「キーワード」単位でオークションに参加している
他のアカウントと自社のアカウントを照らし合わせ、統計的なデータを確認することができます。
オークション分析の確認方法
オークション分析で確認したい情報に応じて
「キャンペーン」「広告グループ」「キーワード」いずれかのページメニューを選択します。
仮にキャンペーン単位で確認する場合、以下のキャプチャーの赤枠で囲ってある
「オークション分析」を選択すればレポートを確認することができます。
オークション分析で確認できる項目
赤枠で囲ってある7項目に関して説明していきます。
表示URLドメイン
競合した広告にて表示されているURLのドメインが表示されます。(例:△△.com 〇〇.jp)
ここでどのような競合がいるのか把握できます。
インプレッションシェア
実際の表示回数を、予想される表示回数の推定値で割った値です。
広告が表示されるかどうかは、入札単価、広告ランクによって決まります。
平均掲載順位
広告が表示された場合に広告が掲載された順位の平均です。
重複率
自分の広告が表示されているとき、同じ様に競合の広告が表示されている割合です。
上位掲載率
自分の広告と競合の広告が重複されているとき、
自分の広告に対して競合の広告が上位に表示されたときの割合です。
ページ上部表示率
広告が表示されたとき、検索結果の上部に表示された割合です。
実際のページ上部表示率
広告が表示されたとき、検索結果の最上部に表示された割合です。
優位表示シェア
自分の広告と競合他社の広告が同時に出ているときに競合他社よりも上位に表示されていた回数と
競合他社の広告が表示されなかったときに自分の広告が表示された回数を全オークションの合計数で割った割合です。
つまり自分の広告が競合他社の広告よりも、
どれだけ優位に立つ事ができたのかを知ることができます。
オークション分析の活用術
概要を把握したところで実際にどのように使っていくかご紹介します。
様々な使い方がありますがここでは2パターン例示します。
市場の変化
実際にキーワードで検索して表示された広告が競合だ、というのも誤りではないです。
ですがオークション分析を活用すると以下のように新規参入まで追うことができます。
インプレッションシェアが低下していて、表示URLドメインに見覚えのないものがいる。
→新規参入の広告主によって競合性が高まって、競り負けている
競合の動き、戦略の探知
ある広告主の重複率が上がってインプレッションシェアが高まった。
→戦いに来ているようだ。
セールとかしている可能性があるので、広告の訴求内容とかLPの内容を見に行く。
以上のようにオークション分析は精度高く、様々な観点から分析に繋げることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はオークション分析についてご紹介させていただきました。
オークション分析を活用して生まれた施策が皆さんの運用の手助けになればと思います。
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