ビジネス全体から考えるリスティング広告運用

こんにちはフェルクの中村です！

 

広告運用者であれば、競合がどんな画像やテキストを使った広告を出しているか気になりますよね！？

 

テキスト広告であれば検索すれば出てきますが、

ディスプレイ広告の場合は一度、競合のサイトを訪れてリマーケティング広告で追われるのを待つ、

など手間のかかる手段しかなかったと思います。

 

今回は、競合が出稿しているディスプレイ広告を調べるとっておきの方法、

 

Facebook広告ライブラリ

 

をご紹介します！

 

「Facebook広告ライブラリ」とは？

以下、公式ページの引用です。

広告ライブラリでは、Facebook製品に掲載中のすべてのアクティブな広告を表示できます。広告主を検索して、広告主のページから掲載中のアクティブな広告を表示できます

 

※引用元：Facebook for Business 広告ライブラリについて

まずは実際の画面を見てみましょう！

 

 

試しに『メルカリ』の広告を出してみました。

 

「メルカリが出してる広告は3つだけ？」

「これだけしか見られないの？」

 

と一瞬思われた方がいるかもしれませんがご安心ください。

 

キャプチャしたのは3つだけですが、本当は450件の広告が表示されてます。

多すぎて全部は見れないくらいです^^;

 

こんな風にFacebook広告に出稿している競合他社の広告が丸わかりになります！

 

ちなみにメルカリの3つはどれも動画広告ですが、

▷の再生ボタンを押せばちゃんと動画が再生されます。

動画クリエイティブも丸わかりです！

 

競合の広告を見られるだけで感動ものだと思うのですが、

Facebook広告ライブラリの細かい機能・システムを理解することで、

その情報を自社の広告にどう活かしたら良いかも見えてきます。

 

広告ライブラリのここに注目！

１、Facebook・インスタグラム、どこに掲載されているか分かる

表示された広告がFacebook、インスタ、オーディエンスネットワーク、メッセンジャーのうち掲載面のどこに掲載されているかが分かります。

 

 

右上、赤く囲っている部分に掲載面のアイコンがあります。

上の例では、広告がFacebook・インスタグラム・オーディエンスネットワーク・メッセンジャー全てに掲載されている事を示してます。

 

自社への活用方法としては、

競合の広告のうちFacebookだけに掲載されている広告を見つけて、

他掲載面の広告と画像や動画、テキストにどのような違いをつけているかを研究してみるのが良いですね！

 

ちなみに掲載面で絞り込んで表示することも可能です。

 

 

２、掲載されていた時期で絞り込みできる

下の図のように前日・過去7日間・過去30日間・過去90日間で広告を絞り込むことができます。

 

 

この絞り込み機能を使って、

 

「過去90日前と過去7日前を比べて、過去90日前から表示されている広告があった場合、

その広告の成果が良いから長期間配信されているのでは？」

 

など仮説が立てられそうです。

 

競合の広告が多くて、どれを参考にしてよいか迷う場合に役立ちますね！

 

（ただし、成果が良くないのに放置されてる可能性もあるためあくまで参考程度にしましょう(^_^;)

 

 

３、広告をピックアップして他の人に共有できる

自分が見つけて他社の広告を誰かに見てもらいたい場合、その広告だけが表示されるURLを取得できます。

 

右上の『…』をクリックすると『広告リンクをコピー』と出ます。

クリックするとURLがクリップボードに貼られるので、開いてみましょう。

 

 

すると、このように選んだ広告のみが表示されます。

 

メルカリのように大量にある広告のうち、いくつかをピックアップして誰かに見せたい場合に非常に便利な機能ですね！

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

競合他社の広告を見ることができるのは大変ありがたい事だと思います。

うまく活用すれば自社の広告をブラッシュアップできそうですね！

 

ただし認識しておかないといけない点が2つあります。

 

・自社の広告も他社に見られている可能性がある

・広告の成果は分からないため、良さそうに見える広告も参考程度までに留める

 

特に後者に関して、

良さげな画像や動画を見つけたら真似したくなるかもしれませんが、

主観的な印象に頼り過ぎず、他の人の意見や今までの自社の広告成果を加味しながら、

新しい画像や動画つくりを進めていくようにしましょう。

 

以上、中村でした。