2019.05.16

リスティング広告で良い成果に導くアカウント構成とは

こんにちは!フェルクの石崎です。

 

リスティング広告では運用をするにあたって

まずアカウント構築しますよね?

 

どのような構成にすれば運用管理しやすくなるだろう、、、

 

そんなお悩みを抱えていないでしょうか。

アカウント構成は運用の成果に大きく関わってきます。

初期設計の段階で間違えてしまいますと運用にかかる手間や時間も多くなってしまい

 

他の案件を伸ばす時間がない、、、

 

という事態を招く可能性があります。

 

そこで今回は良い成果を出すためのアカウント構成の概要や

キャンペーン構成を詳しくご紹介していきます。

 

アカウント構成の概要

 

リスティング広告のアカウントは大きな枠組みの順に

「アカウント」>「キャンペーン」>「広告グループ」>「広告・キーワード」

という4つの階層から成り立ってます。

 

「アカウント」の中に1つまたは複数の「キャンペーン」があり

そのキャンペーン内に「広告グループ」があります。

 

「広告グループ」内では「広告・キーワード」の設定を致します。

 

※以下の図はアカウント構成の概要図です。

 

 

それぞれの役割

①キャンペーン

・予算の設定

・曜日、時間帯設定

・配信地域設定

・除外キーワード設定

・入札戦略の設定

・デバイス設定(PC、モバイル、タブレット)

 

1日に使用する予算の設定や

配信の開始日、終了日などのスケジュール管理もできます。

 

②広告グループ

・広告やキーワードのグルーピング

・除外キーワードの設定

・入札戦略の設定

・デバイス設定(PC、モバイル、タブレット)

 

広告グループは商品やサービスの種類、対象のキーワードに従って

広告を分類するための箱として使用します。

 

③キーワード

・マッチタイプ

・入札戦略の設定

 

設定したキーワードをユーザーが検索した時に広告が表示される仕組みになっています。

またキーワード単位でも入札の設定が可能です。

 

④広告

・「タイトル(見出し)」

・説明文

・最終リンクURL

・表示URL

 

広告では広告をクリックしたユーザーに表示するWEBページを設定したり、

実際に表示されるタイトルや説明文の設定ができます。

運用管理しやすくするコツ

①各キャンペーン区別化

上記でキャンペーンの役割について説明していますが、

管理しやすくするための区別が以下の2点になります。

 

・社名やブランドキーワード

・商品やサービスを表すキーワード

 

(例)「ダイエッターサポート」という商品名のダイエットサプリの場合

・社名やブランドキーワード:ダイエッターサポート

・商品やサービスを表すキーワード:ダイエットサプリ、ダイエット等

 

掲載したいキーワードごとで区別してある理由としては

成果に結びつくキーワードに対して予算を潤沢に割り当てることが可能になるからです。

 

同じキャンペーンで括ってしてしまうと

成果に結びつかないキーワードにも予算を充ててしまい

掲載したいキーワードにより多くの予算が充てれず、広告の機会損失に繋がってしまいます。

 

②自動入札の導入

自動入札を導入すると設定する目的に応じて

AIが自動で入札単価を調整してくれるので手間や時間がなくなります。

 

ここで大切なのが

 

機械学習を円滑に促進させられる土台を作ることです。

 

具体的な施策は以下になります。

 

・広告グループは細分化しない

(「ダイエット」「痩せる」など検索意図が近いキーワードはまとめる)

・1広告グループに軸キーワードとサブキーワードを複数登録する

・1広告グループに3~5本の広告文を入れる

 

こうすることで、機械学習の精度を上げるために

必要なデータの「量」と「バリエーション」が最低限確保され

機械学習が円滑に働くことが期待できます。

 

注意としては広告グループ細分化しすぎるとデータが分散してしまい

機械学習に必要な「量」や「バリエーション」が蓄積されにくくなるリスクがあります。

 

まとめ

今回はアカウント概要からキャンペーン構成についてご紹介させていただきました。

 

基本的な項目でしたが、運用管理の妨げになっている部分を

発見する機会になりますので、改めて見直してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

         

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