2019.08.26

【2019年8月】Yahoo!プロモーション広告のアップデート情報

こんにちは。フェルクの安保です。

 

ウェブ広告業界には変化がつきもので、

広告の媒体側でも名称の変更や管理画面の変更など、頻繁にアップデートが行われます。

 

そこでこの記事では2019年8月現在、直近で行われたYahooプロモーション広告のアップデートをご紹介します。

 

インフィード広告がPCに対応(YDN)

引用:公式ラーニングポータル

 

Yahoo!JAPANのトップページに配信できるインフィード広告ですが、

従来はスマートフォンとタブレットのみしか配信ができませんでした。

 

これが2019/8/1のアップデートによって、PCへの配信も可能となりました。

 

配信先がPCに広がることによって配信ボリュームが増加する可能性があるため、

Yahooと相性の良い商材はコンバージョン数を伸ばせるチャンスが増えそうです。

 

一方で、広告予算の少ない案件は、想定よりも広告費が増加する可能性があるため注視していきたいですね。

 

PCに配信する方法としては、

これから新規でインフィード広告のキャンペーンを入稿する場合は、デフォルトでPCも配信先に選ばれています。

 

すでに配信しているインフィード広告のキャンペーンは、手動でPCを選択して配信先に追加する必要があります。

 

クリエイティブの入稿規定が変更(YDN)

アスペクト比による入稿

アスペクト比とは縦横のサイズ比率のことを表します。

規定とは異なるサイズの画像・動画を入稿する際に、このアスペクト比が一致していれば入稿ができるようになりました。

これにより、動画・画像の管理の手間を今までよりも減らすことができます。

 

例:規定の画像サイズが640ピクセル×360ピクセルの場合、アスペクト比が一致するため、以下の画像も入稿できます。

1280ピクセル×720ピクセル
1920ピクセル×1080ピクセル

なお、ロゴ画像と静止画300×300サイズでは、アスペクト比による入稿はできないようです。

 

画像・動画のサイズ上限の引き上げ

これまで静止画の場合は150KBまでの画像しか入稿することができませんでした。

Google広告の場合は上限が150MBのため、今まではYahoo用にサイズの小さい画像を準備する必要がありましたが、

上限が引き上げられたことでYahoo用の画像の準備をする頻度も減りそうですね。

 

種別 従来 変更後
静止画 150KB 3MB
動画 30MB 200MB

 

管理画面の視認性・操作性の向上(Yahoo!スポンサードサーチ)

グラフに表示できる指標の数が増加

管理画面上のグラフに表示できる指標の数が2つから4つに増加しました。

グラフは全体の動きを把握する際にデータの遷移が見やすいため、指標の数が増えたことは嬉しいですね。

 

グラフ上に比較機能が追加

また、任意の期間を指定して比較できるようになりました。

ただ、グラフ上でしか比較ができないため、Google広告ほど使いやすくはなっていないのが現状です。

比較の選択は期間選択の箇所から以下のように選択することができます。

 

 

期間を選択すると以下のようにグラフに表示されます。

 

 

データの期間指定の操作性の向上

下図赤枠の「<」「>」をクリックすると、現在表示している期間と同期間の指定で前後の数値を表示することができます。

 

 

「今月」を選択している状態で「<」をクリックすると、そのまま先月の数値が表示されます。

今までは、日付を選択し直す必要があったため、これは地味に嬉しいアップデートです。

 

さいごに

今回はYahooスポンサードサーチ、YDNのアップデート情報についてご紹介しました。

YahooはGoogle広告の管理画面と比べて、かゆいところに届きづらいというのが正直なところですが、少しずつ使いやすくなっているように感じます。

媒体のアップデート情報には、運用成果に直結するような内容も多いので、公式の情報は追い続けていきたいですね。

         

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