2019.06.06
ビジネスメールでよくある間違った敬語とは?
こんにちは!フェルクの金沢です。
新社会人になって言葉の使い方に困ったことはありませんか?
最近の10代、20代前半の方は、ビジネスメールを書く機会が
少ないと思います。
だからこそ、いざクライアント宛にメールなどを送る際に
「資料依頼をしたいけれど、正しい言葉遣いって?」
「失礼じゃない催促メールって?」
といった問題にぶつかる方もいるのではないでしょうか。
今回は、選抜してビジネスメールでよくある間違い10選をご紹介します。
自分では正しいと思っていても、実際は間違った使い方をしてしまっていたなど
この機会に自分が使っている敬語を見直してみてください。
この記事の目次
ビジネスメールでよくある間違い10選
1、了解しました
友達同士では「了解」を使うことが多いと思いますが、
ビジネス上では承諾の意は「承知」を使います。
同僚や部下に対して「了解」を使っていると区別するのが難しくなります。
上司や目上の人には使わないように注意してください。
ビジネスメールでは「承知しました」という言葉をよく使います。
2、ご苦労様です
「ご苦労様です」は自分より目下にいる人に使う表現なので、
目上の人に対しては「お疲れ様です」を使います。
勘違いしやすいですが、目上の人に対しての「ご苦労様です」は失礼になるので気をつけましょう。
「ご苦労様」を使わず、「お疲れ様です」を癖付けるといいですね。
3、お世話様です
「ご苦労様」という意味でも用いられる言葉で、
敬意としては失礼にあたることもあるので難しい言葉です。
「お世話になっております」がベストな使い方になります。
4、各位様
各位とは、そもそも皆様という意味にあたる言葉なので、
様や御中をつけることが間違いになります。
各位を使う際には気をつけましょう。
5、御社
「御社」と「貴社」はどちらを使うか迷う言葉ですが、
一般的に話し言葉で使うのが「御社」、書き言葉で使うのが「貴社」です。
ある程度親しい間柄であれば「御社」を使うケースもありますが、
初めてやり取りする場合などは「貴社」を使うようにしましょう。
6、大丈夫です
問題ない、ということを伝えたい時に、
つい使ってしまう「大丈夫です」という言葉ですが、
偉そうな印象を与えるため、ビジネスとしては適さないです。
「問題ございません」がベストな言葉になります。
7、すいません
「すみません」の口語である「すいません」という言葉は、
目上に対して使うのは間違いです。
謝罪をする際は「申し訳ございません」を使います。
8、お伺いします
「伺う」は、本来「お」を付けないで使用する言葉です。
「お伺いします」も定着しておりますが、正しい表現ではないので
正しい言葉を使うように心がけましょう。
9、よろしくお願い致します
「よろしくお願い致します」の「致します」はつい漢字で
書いてしまいますが、ひらがなで書くのが正しい使い方です。
10、下さい(ください)
「ください」という言葉を使う際に漢字・ひらがなで、
どちらにするか迷ったことはないでしょうか。
この2つには違いがあり、漢字の「下さい」は何かを貰いたい時に使い、
ひらがなの「ください」は相手に何かをしてほしい時に使います。
この2つの違いは覚えやすいと思うので、
正しい言葉選びができるように覚えておきましょう。
まとめ
ご紹介したものはどれもビジネスで頻繁に使う言葉ばかりですので、
適材適所で使えるといいですね!
とはいえ、ビジネスマナーは本来「相手を不快にさせない」ためのルールです。
相手によってどのような表現が適切かを判断して、
使いわけられるようになると良いですね。
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