2020.03.31

初めての方にオススメなLINEの活用方法3選 ~EC(通販)編~

こんにちは フェルクの中村です。

 

ここ1年ほどで弊社のお客様でもLINEを活用する方が増えてきました。

 

弊社(フェルク)のメイン事業はリスティング広告やSNS広告の運用とサイト解析ですが、

お客様からLINEの活用方法について聞かれることも最近は増えてます。

 

その際に適切な回答ができるようにLINEの活用方法をまとめてみました。

 

また今回は弊社のお客様に多くいらっしゃる中小規模のEC事業の会社様向けの内容に絞っております。

 

LINEを活用してみたい広告主の方

広告主からLINEについて聞かれたとき、どう応えたらよいか迷っている代理店の方

 

このような方々に読んでもらえたらと思います。

 

そもそもLINEの活用って何だろう?

最初にLINEの活用を具体的にしていきましょう。

2020年3月現在、LINEが法人向けに提供するサービス総称として LINE for Business があります。

 

LINE for Business のサイトを見てみると10以上のサービスがあります。

 

※引用:LINE for Business 公式ページ

 

全部を紹介しても混乱してしまうと思うので、ここでは最初に利用するのにオススメな2つのみ紹介します。

 

●LINE公式アカウント(LINE@など複数のサービスなどが統合されたもの)

・企業・サービス・店舗のアカウントを作ることができる

・友達になったユーザーにキャンペーン情報を送ることができる

・ショップカード(ポイントカード)を発行できる

・チャット(トーク)でユーザーとコミュニケーションができる

など

 

●LINE広告(旧LINE Ads Platform)

・新規顧客の獲得(サイト誘導・友達追加)ができる

・多彩なターゲティングで配信できる

リマーケティングや類似オーディエンス、興味関心、などリスティング広告・Facebook広告と似た配信ができる

 

他にも色々ありますが、まずはこれらの機能を把握できれば良いと思います。

 

まずは何をするのが良いか?最初にオススメな3つをご紹介

ユーザーと友達になる

EC事業であれば絶対にオススメしたいのが、商品を購入したユーザーと友達になることです。

 

ユーザーと友達になることでリピート率の向上・コンバージョン率の向上が見込めます。

 

アパレル、化粧品、健康食品、などどの商材においてもEC事業ではリピート施策が非常に大切になります。

 

リピーターを増やす施策としてLINEを活用しましょう。

 

ユーザーが商品購入する時にページ上で、「LINEの友達追加で1,000円OFFクーポンプレゼント!」などの訴求を行い、友達追加を促します。

購入後もコミュニケーションを取ることができる状態にしてリピート率向上を狙いましょう。

 

 

引用:aranciato

 

 

ちなみに以下がLINE公式アカウントの管理画面です。

ここから友達になったユーザーのトーク画面にメッセージを送ることができます。

 

 

 

ユーザーのトーク画面に送るメッセージは1,000通までは無料です。

その後は従量課金となります。

※1通=1人に1回メッセージを送ること。例えば、友達100人に10回メッセージを送ると1,000通となります。

 

メッセージの内容としては、

割引キャンペーン・クーポンの情報、新商品の情報など販促に関係するものにしましょう。

 

電話の代わりにLINEのトークでユーザーとコミュニケーションを取る

もう1つLINE公式アカウントの活用方法として、

小規模な事業主で電話応対する人を配置できない場合にはトークを活用するのがオススメです。

 

「電話が鳴った時、いつもすぐに対応できない。」

「場合によっては電話よりも短時間で済むチャットであれば対応できる。」

 

LINEのトークは、メール問い合わせよりもスピーディな対応ができるのでCVRアップが期待できます。

またやりとりの履歴を電話より残しやすいためトラブル防止にも役立ちます。

 

LINE広告でリマーケティングを行う

3つ目としてご紹介するのはLINE広告で行うリマーケティング広告です。

 

EC事業を行っている方であればYahoo・Googleのリスティング広告を配信している方は多いと思います。

特にリマーケティング広告はほとんどの方が、CV獲得できる・CPAを安く抑えられる配信として活用しているはずです。

 

LINE広告でもリスティング広告同じように、LINE内の広告枠にリマーケティング配信が可能です。

これをオススメする理由は3つあります。

 

1.他SNSに比べて圧倒的に利用者数が多く、リーチできる数が多い

2.最低出稿額が無い

3.新規ユーザー向け配信の前にリマーケティング広告を試した方がリスクが少ない

 

1. 他SNSに比べて圧倒的に利用者数が多く、広告配信できるユーザー数が多い

2020年1月時点でLINEの国内のMAU(月間アクティブユーザー数)は8,300万人以上とLINEが公式に発表しています。

情報ソースの公式・非公式の差はありますが、他の主要なSNS、Twitter・Facebook・インスタグラムのMAUは2,500万~4,500万ほどとなっており、LINEと比べて半分から1/3程度となっております。

多くのユーザーに広告配信できることはとても魅力的です。

 

また広告主の参入も増えています。

下の図を見ていただくと分かるのですが、LINE広告の売上は右肩上がりで増えており広告主の参入が増えていることが分かります。

 

引用:【公式】LINE広告とは丨サービス概要・特長まとめ

 

まだリスティング広告のリマーケティング広告をしていない、という方はリスティングが先決と思いますが、

次の媒体を検討している方はリーチ数の多いLINE広告がオススメです。

 

2. 最低出稿額が無い

媒体によっては最低出稿額が30万~など下限が設けられている場合がありますがLINE広告はありません。

またリスティング広告同様に広告のキャンペーンの予算設定・入札調整ができるため、

まずは配信量を抑えることで出費を抑えつつ、成果を計っていくことが可能です。

 

3. 新規ユーザー向け広告の前にリマーケティング広告を行った方がリスクが少ない

本記事では中小企業のEC通販事業におけるLINEの活用が前提のため、

なるべく無駄な広告費の使用を抑えるために、リマーケティング広告からスタートすることをオススメします。

 

LINE広告でもリスティング広告やFacebook広告同様に、

興味関心・年齢・類似といった新規ユーザー向けの広告配信が可能ですが、

リマーケティングより獲得の難易度が高いことが多いです。

 

そのためLINEに限らず初めての媒体の場合、まずは獲得しやすいリマーケティングから始めるのがオススメです。

そしてもし、リマーケティングでCV獲得ができない場合は、サイトや商品自体の見直しが必要になります。

優先順位を見極めて改善をしていきましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

初めてLINE活用を考えている中小規模のEC事業者の方向けに、オススメの活用方法3つをご紹介させていただきました。

 

LINEは、

事業主側のプラットフォームとして公式アカウント・広告ともに使い勝手がよくなっておりますし、

ユーザー側のプラットフォームとしてもニュース・ブログ・コード決済など利用の幅が広がっております。

今のうちに抑えておくのが良いサービスには間違いありません。

本記事を足がかかりに挑戦していっていただけると幸いです。

         

サービスに関するお問い合わせ・ご相談はこちら

         

ウェブマーケティングに関する課題やお困りごとなど、まずはお気軽にご相談ください。

お問い合わせ・ご相談はこちら