2019.07.03
【動的検索広告】DSAとは?概要から入稿手順をご紹介
こんにちは。フェルクの石崎です。
Googleのデータによると、リスティング広告で入札しているキーワードと
完全に一致しない検索語句の割合は70%にも及ぶそうです。
今回はその70%におよぶ検索語句を取りこぼさないための配信方法、動的検索広告をご紹介します。
動的検索広告をうまく活用すれば
人間技では対応できない検索語句を少しでも網羅できます。
この記事の目次
動的検索広告とは?
Google広告で使える検索広告の一種のことです。(DSA=Dynamic Serch Adsの略になります。)
Googleが広告主のWebサイトに基づいて、自動で広告を出稿してくれる機能になります。
具体的には、ユーザーがWebサイトのタイトルや頻繁に使用されているフレーズに
関連した語句を検索すると、Google広告が自動でその語句に関連性の高い広告見出しを作り、
かつ関連性の高いページの広告を表示してくれます。
下記の赤枠内の見出しと表示URLの部分が動的に表示されるようになります。
動的検索広告のメリット
動的検索広告を活用すると、下記のようなメリットが得られます。
・キーワード登録では拾えない検索語句へアプローチ出来る(網羅性が高まる)
・関連性の高い広告が自動で生成される
・広告設定の負担が減り、他の実務に時間が割ける
Googleのインデックスに登録されたページであれば、
ページの情報が更新されても再度Webサイトのクロールがおこなわれ
広告の状態が常に最新の状態に保たれます。
またキーワードの設定、管理も不要で広告も自動で生成されるので効率的に運用することが可能です。
動的検索広告はこんな場合にオススメ
①型番検索が多い商材
型番を一つ一つ登録し、入札することも可能ですが、運用コストが大きい上に登録漏れも発生します。
動的検索広告であれば型番系のキーワードは網羅でき、取りこぼしをなるべく防げます。
②商品点数が(ページ数)が多い商材
商品点数が多い場合、それだけページも存在することになります。
その分、本来は広告グループもその分用意する必要があり、管理性が良いとは言えません。
しかし動的検索広告は、広告グループ最低1つから出来ますので、管理性向上に繋がります。
入稿手順
①[キャンペーン]タブをクリック
②[+キャンペーン]をクリックし、[検索ネットワーク]を選択
③キャンペーンの目標を設定 ※任意
④キャンペーン設定を選択するページで、予算や任意のキャンペーン名を入力
⑤広告グループを設定するページで[広告グループの種類]を[動的広告]を選択
⑥広告グループ名の入力後にターゲティングするページを設定します。
※全てのウェブページを設定する場合
※特定のウェブページを設定する場合
⑦次に広告を作成するページに移ったら説明文を入力し保存すれば完成です。
※はじめは汎用的な訴求を設定することをおすすめします。
注意事項
動的検索広告は全てのページを配信対象にすると会社情報や郵便番号、住所など
ビジネスの成果に繋がりにくいキーワードでも広告文表示されてしまう可能性があります。
これらのキーワードは予め除外しておくことが必要です。
まとめ
今回は動的検索広告のご紹介をさせていただきました。
動的検索広告を活用することで、運用における作業時間の効率化が可能になります。
効率化したことによって生まれた時間を他の施策にあてて費用対効果を高めていきましょう!
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