2020.09.30

【Google広告】季節性の調整の使い方や設定方法のご紹介

こんにちは!フェルクの石崎です。

今回この記事ではGoogle広告の機能の一つである「季節性の調整」をご紹介します。

Google広告のアップデートで実装されたのは2019年の8月になりますが、

意外と設定方法などを認知していない運用者の方も多いかと思います。

 

注意点も合わせて紹介しているのでぜひ最後まで読んでみてください!

季節調整とは

「季節性の調整」とは、予定しているプロモーションやセールによって

見込まれるコンバージョン率の変化を事前に登録しておくことにより、

スマート自動入札機能の動作を調整できる高度な機能です。

引用: Google 広告ヘルプ スマート自動入札の季節調整を導入

 

予定しているセールやキャンペーンなどにより急激な数値の変化が見込まれる状況下でも

「季節性の調整」を使用することで事前に設定したコンバージョン率の内容を元に

入札単価の調整が最適に行われパフォーマンスの維持・向上を図る機能になります。

 

次のようなケースでコンバージョン率が急激に変わる可能性が考えられます。

皆様も今までの傾向や動きを想定して「季節性の調整」を導入するか検討しましよう。

・期間限定のセール

・テレビや雑誌などで紹介される

・新商品のリリース

注意点

期間の設定は長期間に設定しない

「季節性の調整」では基本的に1~7日間の約1週間以内のセールやキャンペーンによる変化に対して利用することが推奨されております。

公式ページにも記載されていますが14日間を超えるような長い期間に設定すると、

思うような成果を得られない場合があるようです。

 

確かにゆるやかな変化であれば通常のスマート自動入札で対応はできますもんね!

また「季節性の調整」は便利なことに指定した期間を過ぎると自動的に既存の入札設定に戻ります。

アカウント内のキャンペーン単位で調整をかけることができる点でも柔軟性がありますね。

設定方法

さっそく「季節性の調整」の設定方法をご紹介していきます。

 

①まずGoogle広告管理画面右上の「ツール」から「入札戦略」を選択します。

 

②次に入札戦略から画面左の「詳細設定」を選択しましょう。

 

③「詳細設定」内から「新しい季節性の調整」を選択し細かい調整設定画面に進みましょう。

 

④運用者が理解しやすい名前を付けておきましょう。

その他開始日から終了日の設定や対象キャンペーン、デバイスなども設定することが可能です。

「コンバージョン率の調整」では引き下げ-90%~引き上げ900%まで調整可能です。

最後に保存を押して終了です。

まとめ

今回はGoogle広告の機能である「季節性の調整」について簡単にご紹介させていただきました。

要するに事前に想定できる急激な数値の変化には

前もって対策しておきパフォーマンスを上げる機能になっております。

 

頻繁に使う機能ではないと思いますがこの「季節性の調整」を知っておくだけでも

大きなセール時などに役に立つと思いますので運用者の皆様はぜひアカウント内でチェックしてみてください!

         

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