2020.06.30
フェルクの評価制度についてご紹介 ~2020年下半期ver~
こんにちは!木村です。
この時期になると「賞与」に関するニュースをよく見ます。
「大手企業、去年と比べると平均〇〇円up・down」
「国家公務員ボーナス平均〇〇万円」
特に今年はコロナの影響もあり、注目度が高まっているように感じます。
会社業績と関係が非常に強い「賞与」は、業績、そして人事評価制度によって計算され支給されている企業が多いと思います。
一方で、人事評価制度を整備していない中小零細企業は少なくないようです。代表や上司の感覚で賞与の支給額を決定しているケースもあるのではないでしょうか。
弊社も創業当初はルール・決まりごとに関して決まっていないことが多かったです。
そこで今回は、弊社の人事評価制度についてご紹介させて頂きます!
この記事の目次
1.そもそも賞与って・・・
「賞与」を辞書で調べたらこう書いてました。
1 役所や企業などで、夏季・年末などに職員・従業員に給与とは別に支給する金銭。ボーナス。
2 功労に対して、ほうびとして金品を与えること。また、その金品。「賞与金」
知り合いの人や専門家の方に聞いたところ、
「支給回数が1回・3回」「支給金額が何ヶ月分と決まっている」場合もあるようで、さまざまな例があります。
もちろん、会社のフェーズ(創業期・社内体制)・今後の方向性(ビジョン)・事業計画(今期・来期)など、なにを意識してルール化・人事評価制度策定(支給額の算出)するかは考える必要があります。
2.評価の軸
まず、人事評価制度の理想形を、「一人一人の能力を最大限に伸ばしてくれるもの」と設定しました。
そして、「ビジョン」に向かうための計画として、「短期計画」「中長期計画」があり、
その計画の実施度合いに対して、会社からの感謝の気持ちとして「賞与」を支給しています。
また、人事評価制度の策定において
「分かりやすさ」「貢献度(今期・将来)」「納得感(個人・メンバー・会社)」を重視することに決めました。
3.人事評価制度
いまは、①定量評価と②目標の達成の2つの評価制度を設定してます。
①定量評価
個人の月次予算を「月給」×3倍とし、上振れた粗利分の5%が賞与支給額となります。
例:月給30万の場合
個人予算_90万、個人の粗利成績:140万
(140万 – 90万)× 5% = 2.5万
②目標の達成
もう一つの評価として、目標を3つ設定(期間:半年)して進捗度合いや面談によって評価します。
具体的には、
まず、会社から2つテーマを提示して各自が目標を設定します。3つ目は自由に設定してもらいました。
今回のテーマは、「挑戦」「貢献(社内メンバーへ)」と設定しました。
評価方法は、各等級と部下の人数によって原資が違います。
※等級・号棒は基本給に反映する昇降格を決める際に使っている内容です。今回は割愛します。
例:2等級の場合
目標①:¥5,000 × (自分の等級数_2) = ¥10,000
¥10,000 × 評価係数(70%の場合) = ¥7,000
※評価係数:面談や進捗などにて決定
上記を目標毎に算出して、賞与金額を決定
4.さいごに
いまはこのように進めてますが、以前は違ってました。。。
基本的には、進めながら会社の状況や各メンバーとの話し合いにて変更が必要なタイミングで作り直しています。
今後も見直しを繰り返して改良していきますが、会社の理念、ビジョン、方針、計画に沿う人事評価制度であり、更には、「シンプルさ」「納得感」を加味しながらメンバーと話し合い決めていきます。
それぞれ会社毎に評価制度は違いますが、今回書いた内容がみなさまの会社の人事評価制度作成の参考になれば幸いです!
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