2019.08.30
【Google広告】広告表示オプションの概要
こんにちは!フェルクの石崎です。
皆さんはクリック率を上げる有効な手段に広告表示オプションの設定があることをご存知ですか?
今回はその広告表示オプションについて様々な機能や概要をご紹介をしたいと思います。
この記事の目次
広告表示オプションとは
リスティング広告で設定する広告文の他に、
お店やサービスの内容を追加で表示させることのできる機能になります。
実際に広告表示オプションを設定することで
ユーザーに提供する情報量が増え、掲載面の拡大も期待できます。
また、広告をクリックされる機会が増えれば、
その広告としての評価も高まり、競合より有利に出稿できるようになります。
他にも、『サイトリンクオプション』のように広告のリンク先を複数設定できるものや、
電話番号を表示させ、広告の表示から直接電話発信を促すものもあります。
このように広告からの導線を増やすことでサイトのユーザビリティーを高めることも期待できます。
広告表示オプションを設定するメリット
上記の概要でも説明していますが広告表示オプションを設定することで1回の検索結果に対して、
情報量(貴社のアピールポイント)を増加させ、広告の掲載面を拡大することができます。
広告表示オプション設定前の広告と設定後の広告を見比べてみてください。
広告表示オプションを設定することで広告の掲載面も約2倍近くに広がることがわかると思います。
結果、広告の視認率が高まりクリック率が向上します。
この点が広告表示オプションの最大の魅力です。
これに付随しリスティング広告の仕組み上、下のようなメリットもあります。
品質スコアの改善
品質スコアは大きく
「広告のクリック率」「キーワードと広告の関連性」「ランディングページの利便性」
の3つの要素を基準に評価され、その大部分の割合を占めるのがクリック率です。
クリック率が高まれば、自然と品質スコアにも良い影響が出ます。
広告ランク(掲載順位)の向上
広告表示オプションの設定の有無は、広告ランクに加点するとGoogleは公言しています。
つまり広告表示オプションを設定するだけで、
広告ランク(掲載順位)向上に大なり小なり影響があります。
広告表示オプションの機能
サイトリンク表示オプション
サイトリンク表示オプションを作成すると、広告にリンクをもっと追加できるようになります。
サイトリンクは、店舗の営業時間や特定商品のページなど、
サイト上の特定ページにユーザーを誘導する際に役立ちます。
ユーザーはサイトリンクをクリックまたはタップして、
知りたい情報や購入したい商品が掲載されたページに直接移動できます。
コールアウト表示オプション
コールアウト表示オプションを使うと、
送料無料や 24 時間カスタマー サービスなどの他にはないサービスをアピールできます。
ユーザーはその広告を見ることで、お客様のビジネスや商品、
サービスに関する詳しい情報を確認できます。
構造化スニペット表示オプション
構造化スニペット表示オプションを使えば、
商品やサービスに関する特定の側面をアピールすることができます。
構造化スニペットは、広告テキストの下にヘッダー(例: 到着地)と
リスト(例: アメリカ、イギリス、韓国)の形式で表示されます。
メッセージ表示オプション
メッセージ表示オプションを使うと、見込み顧客が広告から直接テキスト メッセージを送信できます。
予約申し込み、見積もり依頼、資料請求など、さまざまな内容を
タップひとつでモバイル デバイスから送信してもらうことが可能です。
電話番号表示オプション
電話番号表示オプションを使用すると、
広告に電話番号を追加してクリック率を大幅に引き上げることができます。
電話番号表示オプションを使用している広告では、
ユーザーが通話ボタンをタップまたはクリックして、店舗に直接電話をかけることができます。
住所表示オプション
住所表示オプションとは広告に会社や店舗の住所、地図、または距離を追加表示できる機能です。
ユーザーがクリックまたはタップすると、
所在地に関する詳細など、関連するビジネス情報がまとめられた所在地ページが表示されます。
アフィリエイト住所表示オプション
小売チェーンを通じて商品を販売している場合、
アフィリエイト住所表示オプションを使用すると
どこで何を購入しようか考えているユーザーにアプローチできます。
アフィリエイト住所表示オプションは、
お客様の商品を販売している最寄りの店舗をユーザーに知らせるための機能です。
価格表示オプション
価格表示オプションを使うと検索ネットワークに掲載されるテキスト広告で
より広いスペースを使ってさまざまな商品やサービスを紹介し、
ユーザーを彼らが関心を持つ商品やサービスのページに直接誘導することができます。
アプリリンク表示オプション
アプリリンク表示オプションを使用すると、
テキスト広告にモバイルアプリやタブレット アプリへのリンクを表示できます。
ユーザーは広告見出しをクリックしてサイトにアクセスするか、
アプリへのリンクをクリックするかを選べます。
このように、アプリリンク表示オプションは 1 つの広告で
ウェブサイトとアプリへのアクセスを提供できる便利な機能です。
まとめ
以上、広告表示オプションについてご紹介させていただきました。
いかがでしょうか?広告表示オプションを設定しない理由はほとんどないと言ってもいい程です。
広告運用で良い成果を出すためにも積極導入すべきであることは間違いありません。
この記事を読んだ皆さんが改めて広告表示オプションを見直す機会になれば幸いです。
人気の記事
【初心者必見】Googleスキルショップを活用してGoogle広告のトレーニング
2020.2.28
マンダラチャートの欠点と補完法
2020.1.28
知らないと怖い「Googleキーワードプランナー」の仕様と機能【中級者向け】
2020.6.26
Google広告「コンバージョン課金」のすべて。配信量が増えない時の対処法は?
2020.1.20
【バナー参考】おすすめのバナーまとめサイト〜厳選3選〜
2020.7.1
コンバージョン数が減少した場合の「原因」と「対策」【リスティング広告】
2019.6.11
ビジネスメールでよくある間違った敬語とは?
2019.6.6
GDNの「広告が表示された場所」にはお宝情報が眠っている?
2019.7.16
Google広告の知ってると差がつく3つの指標をご紹介
2020.5.29
【2020年最新版】Facebook広告のバナーサイズをご紹介!
2020.7.3
サービスに関するお問い合わせ・ご相談はこちら
ウェブマーケティングに関する課題やお困りごとなど、まずはお気軽にご相談ください。